オシドリの里からオシドリの住む町へ

オシドリ観察小屋までの道のりを写真と共にご紹介します。

総会

2010-05-31
総会
 
総会は淡々と進みます。いま説明するのは会長で過去のいきさつ等説明されました。
この後は楽しい研究発表が有りました。
会員で韓国の鳥類の博士・李さんのオシドリのDNAによる日本オシドリと韓国のオシドリとアメリカのオシドリの研究の発表があり究明まで2年間の時間が掛かるそうだ。
大変な時間と費用が掛かるが、最先端な科学の推でありそして誰も出来ない研究をされている。

会員による研究発表は知りたい事ばかりであり全員の耳と目が発表に向く。ひとつ気になる「オシドリの鳴き声」がある。
配布された資料をめくるや否や「これは素晴らしい」と感心した。
いつも聞いている鳴き声を解析して、「別の雄に文句を言う」、「雄同士の喧嘩」、巣箱から出るときに「雄を呼ぶ」、
雄を呼んでも来ないので悲しげに「雄を呼ぶ」、「雛を誘導する」、「雛が水に落ちた」、雛が水に落ちて「親を呼ぶ」、・・・・等々ある。日本にオシドリ語の解る人がいます。

巣箱で雛になると親の後を追って巣箱から飛び降りる事は聞いたり読んだりして是非見たいと常々考えていたが見事に撮影してあり、10メートル程度を平気で飛び降りる。
場合により脳震とうを起こすことが有るそうだ。疑問で有ったがこの目で見ることが出来た。
雛を飼育する事が出来るように成った人がいて、迷子の雛も殆ど飼育出来るそうです。
卵も孵す事が出来るようで、事故で親が居なくても孵化させる人もあり嬉しくなった。来年の研究発表が待ち遠しい。

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